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あーぞーのあまりにもぞんざいなブログ

日記書いたりポケモンやゲームについて話したり

大逆転裁判の感想

ゲーム ゲームレビュー

記事前半はネタバレを極力抑えて、記事後半はネタバレ書きまくる方針です。

ただ重大なネタバレは白文字で書いておきます

 

白文字なので間違ってスクロールしても安心安全(反転しないと読めないという面倒臭い点は無視)

 

 

総評としてはシリーズ1の駄作です。

 

 

そもそも逆転裁判を知らない人にも分かる簡単解説

逆転裁判とは、弁護士である主人公「成歩堂龍一」(なるほどうりゅういち、以下なるほど君と書きます)が絶体絶命な状態に置かれた被告人を弁護し、無罪判決を勝ち取るというまさに逆転する裁判を繰り広げるゲーム

 

今まで出た作品は

逆転裁判1~5

逆転検事1,2

レイトン教授vs逆転裁判

の8作。なお逆転裁判4と逆転検事1,2の主人公はなるほど君ではないです

 

逆転裁判シリーズの良く聞く批評として

・4だけは認めない

逆転裁判は1~3の三部作で終わり。4,5は認めない

などがありますが、今回の大逆転裁判も認めないと散々言われそうです

ちなみに4が叩かれる一番の理由は「証拠がすべて」という逆転裁判における大前提をぶち壊したからだと思います。4で主人公が変わったのに、5で主人公が戻ったというところから察してください。

 

 

まず大逆転裁判のネタバレにならない程度のストーリー

 

舞台は1890年台、もちろん昔の話なので主人公は成歩堂龍一ではなく成歩堂龍ノ介(こちらもなるほど君と書きます)

第1章での舞台は日本ですが、なんやかんやあり、ロンドンへ行き、シャーロックホームズと出会います

そしてイギリスの裁判に苦戦しながらなるほど君が頑張るといった話

 

 

そしてネタバレにならない程度に駄作と言える理由

ぶん投げエンド

 

これが1番の理由です。

 

伏線ばらまくだけ撒いといて回収しないとは・・・

ぶん投げというより不完全燃焼と言うべきなんですかね?

不完全燃焼ということでこれでも聞きながら・・・


不完全燃焼 / 石川智晶 PV - YouTube

 

 

もう1つネタバレにならない程度の理由として

過去作:捜査→裁判1日目→捜査→裁判2日目→捜査→裁判3日目

今作:捜査→裁判

というのも残念でした

 

「捜査して、裁判して、裁判でピンチになったら新しい可能性を提示、その可能性がある限り判決出せないから明日までにまた捜査」といった具合にどんどん謎が深まり、謎を追い求めていくのが好きだったんですが、今作は裁判は1日で終わらせるという方針だったため謎が深まることはなかったです。

そういった理由からクリア時間も今までと比べてあっという間でした

 

 

あと、これは個人的すぎる理由ですが、舞台が現代ではないこと

つまり科学が発達してません

銃弾がある!←どの銃から撃たれたかは分からない

血痕がある!←一体誰の血なんだ・・・

誰の持ち物だ?←指紋なんてものはない

といった具合に不自由です。まあこれは科学の発達していない時代での事件を解くという楽しみに置き換えれば良かっただけなんですけどね。戦国時代が舞台のゲームに戦車や飛行機を求めるような無茶な要求でした。舞台が現代だったらどの事件も「科学の力ってすげー」であっという間に犯人特定できたのに

 

 

ちなみに数少ない良かった点は

・声優使ってる(vsレイトンでのなるほど君が俳優による棒読みで酷かった)

・「調べる」の改善(一度調べたものにカーソルを合わせるとチェックマークが出る)

・未読文スキップ機能

・ピンク髪英国ロリかわいい、娘にしたい

・キャラがよく動く(モーションアクターというのを使ったとか)

・難易度が従来のシリーズの中で一番やさしい(人によっては良い点。ただし個人的にはry)

 

 

 

 

ここからはネタバレ書きまくります。プレイするかもなーという人は見ないことを勧めます。元からやる気ないとか酷評だからやらないという人は存分に見ていってください

 

 

 

 

 

 

 

いつも通り全部で第5章まであるので1章ずつ書きます

 

第1章

いつものチュートリアルモード。よく事件が分からないまま唐突に裁判が始まりますがなんとか解決します。このときの舞台は日本。犯人の正体はイギリス人でした。しかし、領事裁判権だとかで捕まえることが出来ませんでした。そのイギリス人が「覚えときなさい」と言いながら去ったため、後半で出てくるなと思ったら出てこないという・・・。結局殺人犯が捕まることなくどこかに行ってしまったということで非常にモヤっとします。1章を終えた段階では後半に出てくるという予想から少しモヤっとしただけなんですけど。

 

第2章

日本からイギリスへ行く途中、船の上で事件が起こります。船の上なので今回は裁判パートはなし。要は逆転検事ですね。犯人の正体はロシアの少女。しかし殺意などはなく、勘違いして突き飛ばしたら、当たり所悪くて死んじゃったという展開。こんなことで主人公の親友死ぬとか・・・ということで非常にモヤっと。

 

第3章

イギリス(ロンドン)に到着。到着して突然裁判することになり、今回は捜査パートなし。ようやく今回の新要素であるイギリス式の裁判が始まります。陪審員制度という裁判員制度と似てる(実際は結構違うらしい)制度の下行われます。陪審員6人が皆有罪だ!と言うとそこで尋問は中断。陪審員に直接「まだ結論出すの早ない?」と問いかけるパートに移ります。このパートでまた新たな証拠や証言を見つけることもあるんですが、正直何度も尋問を中断されるのがうっとうしかったです。

犯人の正体は被告人、つまり殺してないと言ったから弁護したのに本当は殺してましたという展開。でも被告人の偽造工作のおかげで無罪判決を勝ち取っちゃいます。悪い奴を無罪にしちゃったという点ではモヤっとしますが、なるほど君が「信じること」に疑問を抱き、それを乗り越え、成長するという後半の展開を考えると良かったと思います。被告人が本当に悪人だったという展開自体は従来のシリーズでもありましたし(有罪になりましたが)。ちなみに被告人は裁判の後なんやかんやで死にます。悪者が野放しにならなかったものの、やっぱ罪を認めさせることができないのでモヤっと。

 

そして裁判が終わり第3章が終わる直前にようやくピンク髪英国ロリの登場

 

第4章

第3章から2日後にまた事件。捜査パートはあるものの、事件現場は捜査しないという・・・。事件現場の周辺を捜査という物足りなさ。ここでいかにも怪しい人物が出ます。見た目ゴージャスで金持ちそうなのに格安の下宿に住んでいる、誰かと口論してた人物です。ちょっとだけ主人公と話した後どっかに行きました。絶対こいつ犯人だろと思ったら、まさかその後一切出てきませんでした。ちくわ大明神並の「誰だあいつ」でした。いや本当になんだったのあいつ。

今回の事件の真相は夫婦喧嘩の際に妻が投げたナイフが、窓の外にいた無関係の人に偶然刺さるというものでした。第2章と同じでまーた不慮の事故。これはさすがにモヤっとしました。2章と違って犯人が自分が刺したという自覚すら元々なかったため、焦る犯人を追い詰めるという展開にはならなかったです。ここまで見て分かるとおり、逆転裁判名物「有罪になって発狂する悪人」は出て来てません。物足りない。

この章で敵である(敵と言っていいんだろうか)検事に過去に何かあったんだろうなとほのめかす展開があります。

 

第5章

第4章から2ヵ月後。やっと事件現場を捜査し、かつ裁判に挑むことができます。なおこれが最終章です。5章を始めた時、今回は8章くらいまであるのかなーと余計な期待をしてました。なお事件が最終章とは思えない難易度だったので第5章の裁判が終わった時もあと何章あるかなーと期待してました。今回の事件の犯人は悪人です。悪人なのですが、元々は殺すつもりなかったいう若干煮え切らない展開。泥棒しようとこっそり店に入ったら店主に銃で腕を打たれ、反射的に打ち返してしまったとのこと。でも今回はようやく第1章以来の「悪事を働いて被告人に罪を着せようとする悪人」だったので、追い詰めるのは楽しかったです。

しかし本当に不完全燃焼でした。検事が過去に何かあったらしいですが、いずれ分かるさと言ってました。最終章の裁判が終わった後にいずれ分かると言われても困る。しかも最後に「これはどういうことなんだ・・・?」という新しい謎が見つかったところでエンディングを迎えるとか酷くないですかね。

 

 

 

 

 

とりあえずぶん投げポイントをまとめます。

・ホームズの実話を参考にして書かれた小説「パスカピル家の犬」をホームズが作家に対して公表するなと言った理由が不明

・上記の未発表で誰も知らないはずの小説をヒロインが知っていた理由が不明

・主人公の親友はロンドンで何を犠牲にしてでもやりたかったことがあるそうですが、何をやりたかったんですかね

・検事が過去に何かあったそうですが、何があったんですかね

・国家機密の文書の冒頭部分を知り、そこには知っている4人の人物が書かれていたが、結局なんでその4人の名前が書かれていたのか、そもそも文書の続きに何が書かれていたのかが不明。上記で書いた最終章の最後に出た新しい謎というのがこれ

・このロンドンには闇がある→闇に触れる前に物語が終わる

・なんかすっごい怪しい人物がちょこっとだけ出てそのまま一切出て来ない

他にもあるんですがとりあえず目立つものだけ

 

そして続編やDLCをやるのかすら疑問の締め方でした

・今回のヒロインが父親が病気で倒れたとかで帰国。片道50日はかかる

・第3章の悪人を無罪にしたことが発覚し、なるほど君が処分を受けることに

 

いや、「あれから半年」とかで適当に間を飛ばせばいいだけか

 

 

これにて成歩堂龍之介の最初の冒険は終わりって締めだったのですが、この作品のサブタイトルは「成歩堂龍之介の冒険」なので最初だけ語って終わられてもね。ここからだろうってとこで終わっても不完全燃焼です。

 

 

 

 

まとめるとストーリーも不満ですし、捜査が少なすぎて謎が深まらないという不満がありました

そういや「発想を逆転」という(4以外で)毎度使われるお決まりのセリフもなかったです

これが「大逆転」なら過去作も大逆転だろと言いたくなるような出来でした

 

 

 

DLCは無料じゃなきゃやりません。ケチとかではなく(ケチですけど)60%のものを100%にするようなDLCは嫌いなので。元から無料で続きを配信する前提だからこんな不完全燃焼なんだろ?という期待もあるので

続編が出たとしても買うのは批評を見てからですかね。批評と言っても面白い面白くないではなく、ぶん投げてるかぶん投げてないかに対する批評です

 

 

大逆転裁判よりハッピーホームデザイナー買えば良かった